◆大八木弘明監督
「(今日のレースは)出雲が初めての選手が2人いた。圧巻の力の差で負けたが、よく戦ったと思うがもっと競って負けたかった。3区が負けて流れが変わってしまった。10秒差がなければおもしろかった。15秒のまま勝っていれば、次の馬場が自分のペースで行けた。一人でならタイムを伸ばせたと思う。青学を後ろまで連れてきたのがまずかった。3区までで貯金を作りたかった。(レースを見ていて)前で引っ張るのではなく後ろについていけば、と思ったが「本人は行けるところまでとばそう」と思っていたようで、冷静さに欠けていた。短い駅伝に初めて出場した難しさだったのだと思う。(今日の収穫は)やはり中谷は駅伝に強い。西山は気持ちよく走れたのではないか。(大塚は)貯金をつくってあげて、余裕で入らせてあげたかったが苦しくさせてしまった。(このメンバーは)6人しっかり選んできたので悔しい。(三冠について)三大駅伝初戦の出雲駅伝は勝ちたかった。全日本はもう一度立て直し、頑張って戦っていきたい(今後は)青学大は層の厚さがある。まだまだ練習をして、向こうを苦しめなきゃいけない。全日本も前方でリードを作って、という走りになるだろう」