立命大中心の争い 23日、4年ぶり全日本大学女子選抜駅伝
http://www.kyoto-np.co.jp/sports/article/20131220000167
全日本大学女子選抜駅伝が23日、静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社前をスタート、
富士市の富士総合運動公園陸上競技場をゴールとする7区間43・4キロで行われる。
2009年の第7回大会の後に一度中断し、4年ぶりの開催となる。10月に全日本大学
女子駅伝3連覇を達成した立命大を中心に、佛大や京産大が上位を狙う。
大会は第1回から立命大が6連覇し、第7回大会は佛大が大会新記録で制した。8回目の
今回は10月の全日本大学女子駅伝の上位12校など20チームが出場する。
立命大は今夏のユニバーシアード大会ハーフマラソン金メダルの津田真衣(3年)に加え、
全日本大学女子駅伝で区間賞を奪った強力な1年生勢がそろい、選手層は突出している。
十倉みゆきコーチは「初めてのコースだが、総合力で勝ちたい」と意気込む。
佛大は全日本大学女子駅伝エース区間の5区で8人抜きした前田彩里(4年)が軸で、
最長区間の4区(9・4キロ)起用が濃厚だ。吉川潔監督は「前半で流れに乗り、前田に
上位でたすきをつなぎたい」と巻き返しを狙う。
京産大は全日本大学女子駅伝で13位に終わり、上位7人による5000メートルの記録で
出場権を得た。ユニバーシアード大会ハーフマラソン3位の奥野有紀子主将(3年)は
「前の選手に食らいついて悔しさを晴らしたい」と力を込める。