【US】米軍を語るスレ【アメリカ】 #3

3名無しさん@Next2ch:2025/09/05(金) 20:39:06.79 ID:iRdYCcHh

南北戦争において、黒人奴隷のプランテーション農業が基幹産業だった南部は
練度の高いリー将軍の騎馬隊と旧式のマスケット銃で、緒戦を有利に戦ったが
独自にガトリング砲やスペンサー銃を開発して、実戦投入した北部に、戦況を逆転された。

射程は200m~300mながら、1分間に14~20発の弾丸を発射できる、北部のスペンサー銃に対し
1分間に2~3発しか発射できないが、射程400m以上の、最新式イギリス製エンフィールド銃。

射程200m~300mながら、1分間に14~20発の弾丸を発射できる、北部のスペンサー銃は
ゲティスバーグのような接近戦(白兵戦)で、最大限に威力を発揮し、戦況を逆転した。

スペンサー銃の欠点は、1丁当たり40ドルと、イギリス製エンフィールド銃(20ドル)の、倍の値段にあった。

独自に最新式武器を開発する工業力の乏しかった南部は、イギリス製エンフィールド銃を、大量に輸入しようと試みた。

エンフィールド銃 同士の戦いになれば、互角か練度の高い騎馬隊を持つ南部が、有利であったためだ。

一方、北部は戦況逆転の切り札として、最新兵器を独自に開発する道を選んだ。

そしてイギリス製エンフィールド銃の、倍の値段であるスペンサー銃の、メーカーの経営を成り立たせるため、北部は1861年に、モリル関税法(Morrill Tariff)を制定して
平均関税率を 26% → 約36% に引き上げ、戦争中さらに40%近くまで引き上げて、高価なスペンサー銃を製造する北部のメーカーを保護したのであった。


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