都内の高級マンションに済む企業経営者のお父さんが、小学生の息子をフィリピンの農村の家庭にホームステイさせ、
どれだけ自分たちが恵まれていて幸せなのかを教えようとしました。
しかし、帰ってきた息子が予想外の話を始めるのです。
まずお父さんは、農村の生活から帰ってきた息子に、「私たちの家と彼らの家との違いは何だった?」と聞きました。
すると興奮ぎみに「すごい違ったよ!」と答えました。
そして目を輝かせながら話し始めました。
僕たちは猫を1匹だけ飼ってるけど、彼らは犬2匹や鶏や猫やラットも飼っていたんだよ。ヤモリとかカエルもたくさんいた!すごいデカい水牛もいたよ!
僕たちは画面を見ながら、一人でゲームで楽しんでいるんだけど、彼らは自然の中で友達といっぱい走りまわっていたんだよ。
僕たちの街では、夜照明が照らしてくれるけど、彼らの庭は夜空に綺麗にキラキラと輝く月と星が照らしてくれていたよ。
僕たちの住まいは庭なんてないけど、彼らの敷地は広くて毎日、外でバーベキューして食事した。
僕たちは家は普段、静まり返ってるけど、彼らの家は鳥のさえずりとか動物達の出す音で朝に目覚めるんだよ。早起きできるようになった!
僕たちの家には鍵がついているけど、彼らの家はいつでも友人たちを迎えられるようにドアは常に空けていたんだよ。
僕は隣の家になんて入ったことないけど、彼らは近所がみんな家族のように親しくて
時々、隣の家々で食事させてもらったよ。
お父さんは息子が、言ったことに驚きました。そして最後に息子はこう言いました。
「お父さん。僕たちがどれだけ本当は貧しいのかを、教えてくれてありがとう!」