■10位:ベラルーシ(10万人あたり20.5人)
■9位:ラトビア(10万人あたり20.8人)
■8位:スリランカ(10万人あたり21.3人)
■7位:日本(10万人あたり21.4人)
日本は、先進国のなかでは稀な自殺率の高い国。
約70%の男性に自殺衝動があるといわれているため、潜在的に自殺する可能性がある人はさらに数多くいると考えられています。
おもな要因は経済的困窮、社会的圧力やうつ病などの精神疾患です。
政府も対策を行ってきましたが、いまだ抜本的な解決には至っていません。
■6位:ハンガリー(10万人あたり21.7人)
■5位:スロベニア(10万人あたり21.8人)
■4位:カザフスタン(10万人あたり25.6人)
■3位:ガイアナ(10万人あたり26.4人)
■2位:韓国(10万人あたり28.1人)
2012年に10万人あたり28.1%という不名誉な記録を打ち立てましたが、前年比11%は減少しました。
主要な要因は、精神的・肉体的苦痛、経済的困難や家族の問題などで、多くが首吊りや中毒死を選んでいます。
高齢化社会となっても、伝統的に両親の介護は子どもが自分ですることが多く負担となっています。
親世代が子供世代の負担を軽減できるように、対策を考えていかねばなりません。
■1位:リトアニア(10万人あたり31人)
ソ連崩壊後、大規模な社会の激変もあり、いまだに大きな経済問題を抱えています。
1998年のロシア金融危機と世界的な金融危機は、リトアニアの経済に大打撃を与え、特に男性の自殺率に影響しました。
35~54歳の貧困男性で家族を扶養しているにも関わらず仕事のない男性もおり、アルコール依存に逃げ、自殺を選ぶ人も多いのです。