君はいつもたくさんのことを諦めてきたよね
恋をすること、夢を見ること
誰かのたった一人になって、愛し、愛されること
他の人達は君の苦悩なんて知らずにいろいろと言ってくるだろう
でも、君は良いんだよ、それで
そう、僕だけが言ってあげよう
これからも君はたくさんのことを諦めていくのだろう
その度に、僕の心は歓喜で震える
君がどんどん僕に近づいていく
そうして、君が全てを諦めて、どうしようもなくなったときに僕は君を迎えに行く
君は僕のことも同じように諦めてしまうのだろう
それで良いのだ
君はただ全てを諦めて、僕の愛を受け入れてしまえば良いのだ
その日まで、僕は待つ
ただ、ひたすらに君が堕ちてくるのだけを心待ちにして…