75: ななしさん@発達中ID:aw879XgU0
>>46
「子」っていうのは名前じゃなく女性がおおやけに名乗るときにつけるLADYみたいな称号
昔は女性がおおやけに名乗る必要があるのはセレブに限られた
(名前特に女性の名前は現代の性器のような究極のプライバシーだった)
公家やお姫様でもない限り名前自体に「子」はつけない
明治以降は才能のある女性はおおやけに名乗る必要が出てきたので子をつけた
戦後になって庶民がセレブに憧れて猫も杓子も子をつけるようになった
・樋口一葉(小説家)
樋口ナツ、なつ→表記は「奈津、夏」→公に名乗るときは「夏子(なつこ)」
・津田梅子(津田塾大学創始者)
津田ムメ、むめ→表記は「梅」→公に名乗るときは「梅子(うめこ)」
・与謝野晶子(歌人)
鳳シヨウ、しよう→表記は「志よう、晶」→公に名乗るときは「晶子(あきこ)」
・平塚らいてう(女性運動家)
平塚ハル、はる→表記は「明(はる)」→公に名乗るときは「明子(はるこ)」
・小金井喜美子(歌人、森鴎外の妹、星新一の祖母)
森キミ、きみ→表記は「喜美」→公に名乗るときは「喜美子(きみこ)」
・大山捨松(鹿鳴館の花)
山川サキ、さき→表記は「咲」→公に名乗るときは「咲子(さきこ)」
(捨松は賊軍会津から官費留学の生贄になった際「もうこの子は捨てたけれどそれでも待つ」と親が改名)
・野上弥生子(作家)
小手川ヤヱ、やゑ→表記は彌生→公に名乗るときは「彌生子(やゑこ)」