テンプレNEW
■FRIDAY 2016年2月5日号
SMAP分裂劇『第２ラウンドは９月！』のシナリオ
４人は謝罪しなければならなかったの？
”公開処刑”したジャニーズの流儀って、おかしくないですか。②
「昨秋からこじれていた独立問題ですが、昨年末に大手芸能プロ社長がメリー氏と会談し、
『４人がジャニー喜多川社長（84）とキムタクに謝ることで、事務所に戻してもらう』と話がついて、
この独立劇は表に出ないまま収束に向かうと思われていた。
しかしどういうわけか、１月に入り『週刊新潮』とスポーツ紙に一連の騒動がスクープされてしまったのです」（同前）
メンバーやメリー氏は『誰が漏らしたんだ！？』と疑心暗鬼に陥ったうえ、
苛立ったメリー氏の怒りの矛先は、グループのリーダーであるにもかかわらず、分裂劇に加担した仲居に向かった。
「連日過熱するメディア報道を受け、メリー氏はこれ以上騒ぎが続くと、事務所にもマイナスイメージがつくと判断。
騒動を収めるためにSMAPの存続を決めました。
しかし一度事務所を離れようとした彼らを、そのまま受け入れるほど、彼女はやさしくない。
『スマスマ』での公開謝罪という”禊（みそぎ）”をさせることで、手打ちにしようとなったのです」（同前）
これまでジャニーズ事務所から独立して成功した者は、郷ひろみ（60）と本木雅弘（50）のたった二人。
どちらもジャニーズ事務所と並ぶほど大手の事務所からバックアップを受けての成功だ。
自分たちの力だけで独立しようと画策した者は皆、芸能界から消えていった。
光GENJIでさえも……。仲居ら４人は、メリー氏の提案を受け入れるしかなかった。
・グループ愛は消えた
メンバーに頭を下げさせたことでメリー氏の溜飲は少しは下がっただろうか。
しかし、SMAPの絆は深まるどころか、さらに溝が深まってしまった。
「誰が騒動をリークしたのか、お互いがお互いを疑う状況になっている。
とくに、多数のメディアで独立騒動の首謀者となじられたうえ、
メリー氏から”リーダー失格”の判を押された仲居の落胆は相当なものです」（前出・テレビ局関係者）
今後SMAPを待ち受けるのも、もちろん明るい未来ではない。
「ここまで関係がこじれてしまった事務所が彼らに仕事をきちんと与えるとは思えない。
各テレビ局はいまは事務所の動向を見守っているので、春の番組改編では、
そこまで変化はないでしょう。注目すべきは秋の改編。今後の事務所の対応次第で、
そこでレギュラーが大幅に減る可能性があります」（前出・芸能プロ関係者）
そしてこれまでSMAPを引っ張ってきたリーダー・中居のグループ愛も失われつつある。
フライデー本誌には、中居以外のメンバーや今回の騒動の中心人物メリー氏の写真も掲載されている。
ジャニーズ事務所との契約更新は9月―SMAPは改めてどういう道を選ぶのか。