本気の嫉妬乙をここに
役に立ち勝つことで人格が肯定され周囲が受け入れ態勢作ってくれる世界の幸せな主人公に共感はできない
部では弱い者がいるのも勝つことも当たり前、そのためのお前だと言外に言われ
親も私の子供だから出来て当然やって当然と言い何かしてくれるわけでも喜んでくれるわけでもなく
学区で一番とると次は地域で一番になれ、地域をとったら県で一番
日本で一番なら全部で一番に次々ハードルがあがってくだけ
失敗すればノルマが増え
ストレス性の炎症塗れになって強制されていた不衛生な掃除で傷口にカビがついて
表情少なく親にも級友にも気持ち悪がられ一部で同情される
惨めな小さな世界のタイトルホルダーだったものとしては
要求=期待、なら達成すれば喜んで貰えるのではという期待を毎回粉々にされてた者としては
なぐさめの言葉を他人から与えられることはあっても
ネグレクト児だった母に親子として愛されたくて愛したくて結局無理で
公認の場でアドレナリンにまかせて差を見せ付けるその瞬間以外に発散する術を持たなかった者としては
勝者は称えられるべきだけど心酔は無理だ
当たり前に人それぞれにバックボーンがあってフラッシュバックするものがある
それくらいよく人が描けてるんだなあ みつを