【報道】マスコミ総合避難所【時評】 #253

253名無しさん@Next2ch:2016/04/15(金) 09:16:47.90 ID:NAz8sWz9

朝日新聞の「まっとうではない」言論
http://news.infoseek.co.jp/article/japanindepth_27081/

朝日新聞が4月13日の朝刊にまたまた偏った社説を掲載した。その見出しは「TBS批判 まっとうな言論活動か」とあった。
この社説の主題はTBSテレビの偏向報道だった。

かねて政治的な偏向が激しいとされるTBSテレビに対して民間有識者による「放送法遵守を求める視聴者の会」(以下、
「視聴者の会」と略)という組織が昨年11月26日、公開質問状を発表した。
質問状はTBSテレビの「NEWS23」という報道番組でアンカー(司会役)の岸井成格氏が「メディアも安保法案の廃案に向け
声をずっと上げ続けるべきだ」と述べたことに対し、放送法の「政治的公平」や「意見の対立する問題では多くの角度からの
論点を」という規定に違反するとして岸井氏の見解を問う内容だった。この番組全体が自民党や政府の政策には一貫して
反対し、賛成意見を紹介しないという偏向をも指摘していた。

だがこの質問状に対し岸井氏は記者会見で質問状を発表した側の人々を「低俗、知性のかけらもない」と誹謗しただけで、
肝心の偏向についてはなにも述べなかった。TBS自体が発表した「回答」も「アンカーがニュースに対して解説、論評をすることは
広く受け入れられている」と述べただけで、「視聴者の会」が指摘する放送法違反部分にはなにも答えなかった。

だから「視聴者の会」側はTBSや岸井氏が公的な電波使用の権利を与えられる側の責任を果たしていないと判断し、TBSの
番組のスポンサーとなっている企業などへの広告料提供の自粛の呼びかけを語るようになった。その動きを心配したTBSが先週、
「スポンサーに圧力をかけるなどと公言していることは、表現の自由、ひいては民主主義に対する重大な挑戦である」とする声明を
出した。その前提としてTBSは「多様な意見を紹介し、権力をチェックするという報道機関の使命を認識し、自律的に公平・公正な
番組作りをしている」とも述べていた。

朝日新聞の社説はそのTBSの主張を全面的に正しいとして、「視聴者の会」の動きを「まっとうな言論活動とはいえない」と断じていた。
「安保法のように国民の関心が強い問題について、政権の主張と異なる様々な意見や批判を丁寧に報じるのは当然だ」
「この団体(「視聴者の会」)は、放送法を一方的に解釈して組織的に働きかけようとしている」
「放送局の収入源を揺さぶって報道姿勢を変えさせようというのでは、まっとうな言論活動とはいえない」

朝日新聞のこの社説に決定的に欠けているのは、この問題のすべての原因であるTBSテレビの「報道」が平和安保法制に関して
一方的な反対だけを伝え、しかも番組を牛耳る司会役が「廃案せよ」と主張している偏向への言及である。こんな主張は報道でも
論評でもなく、政治主張である。放送法に完全に違反する。TBSはこと平和安保法制については「公平・公正な番組作り」をして
いなかったのだ。その肝心の論点にTBSも朝日新聞もまったく触れず、なんの根拠も示さないまま、ただ「公正だ」「公平だ」と述べているだけなのだ。

当事者の岸井氏にいたっては公的な電波での公的な発言の偏向を指摘され、そのことになんの反論もせず、ただその指摘の相手を
誹謗中傷する言葉を吐き出すという、それこそ低俗、下品のきわみの言動をみせた。朝日新聞はもちろんそんな言動を結果として支持するのだ。

国民にはメディアの偏向を批判する自由がある。偏向メディアを財政的に支える企業などにもその支援

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