消費税と所得税約9千万円を脱税したとして、消費税法違反などの罪に問われた名古屋市緑区の運送会社「大輪」元社長らの判決公判で、名古屋地裁は9日、元社長川崎清彦被告(76)に懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)、元役員安藤秀徳被告(42)に懲役1年8月、執行猶予4年(同懲役2年)、法人としての同社に罰金2500万円(同罰金2700万円)の判決を言い渡した。
判決理由で山田耕司裁判長は「帳簿の操作や架空の書類作成などをしており、巧妙で悪質」と指摘した。
判決によると、両被告は外注費が仕入れ先に消費税を支払ったとみなされ、税額から控除できる仕組みを悪用。2014年までの3年間、従業員の給与を外注費と装って申告して同社の消費税約6300万円を免れたほか、従業員の給与から天引きした所得税約2700万円を脱税した。
実刑が確定した。
亦野正雄とダイリンも同じく関連社で腐っているのは明白。