プログラミングの基礎概念を考察する ID:o1S9RTY7

34名無しさん@Next2ch:2015/03/15(日) 17:20:34.55 ID:o1S9RTY7

>>昔のからくり人形みたいにひとつのパターンの動きしかしないもの
出力だけみれば一見ひとつの動きしかしていないように見えるが、内部構造を見る限り
ラッチ構造や条件分岐に値する構造が歯車やカム、シャフト形状などで作成されている。
虫歯車とか、時間軸におけるステート保持としてつかわれ、同時に出力構造ともなっている。けど外部からの入力は単なる円軌道だ。

「外部変数を読み込める」ステートマシンとしてのからくりは、お茶くみ人形などは
特定の歯車の交換で行われていた(距離の制御)
そのあと不完全な修復で再現されたやつはその機能が省かれてたけど。

構造体としてのプログラミングをコンクリートとしてみると、
パターンA)「無駄を省いて最小限必要な材料を計算」→「もっとも少ない材料で作成」→「限りなく洗礼されている」
パターンB)よのなかにありふれているもので芸術的な作品を作る(ボトルキャップでモナリザ作成てきな何か)という、その材料で作れたから作ったという例
パターンC)妄執や狂気・熱狂的な思想を再現する画材としてプログラミング言語が用いられた

あとなにかある?

35名無しさん@Next2ch:2015/03/15(日) 17:52:21.97 ID:o1S9RTY7

ついでに、弓矢を引き的にあてるからくり人形などは外部ステート(弓矢の数)
などに応じて、条件分岐が組まれていた(さらなる矢の催促や終了のお辞儀等)

なので木製でバネと歯車でてきている==プログラミングではない、とするのは
極めて短絡的でしかない。より正しく表すなら、演算量を減らすためにASIC過程を
行った結果で、かつシリコンや砒素、ビスマスのかわりに木や金属バネ、歯車、抵抗
と物理的干渉により作動する回路が組まれているのがからくりの本質に近いかと

36名無しさん@Next2ch:2015/03/15(日) 18:06:59.45 ID:o1S9RTY7

あとは
「プログラミングはハックの下位互換とみなすか否か」という問題がある

特定の範囲の環境変数を開始位置とし、最終的に「機能A」を達成させる道筋と算段を立てる
のがプログラミングだとすれば、
その「機能A」の実装の中から(1)「全体を把握」もしくは(2)「他へ干渉しない範囲と目的の制御部分を把握し」、その部分を改変や異なる順序での実行により、
「機能A'」または、「機能B」を行う構成へ改変するのが「ハック」とすれば、
当然より細部まで把握が必要な「ハック」のほうが「プログラミング」より先にくるものとして定義できる。

つまり、「ハック」の結果として「プログラミング」できる環境が構築され、
普遍的な「資材」として扱えるようになり、「技術者」から「工員」へランクダウンしたとも読める。

当然より使いやすい環境は有利なため、そこから「鶏と卵」のように「アートか作業か」との議論が螺旋のようにひろがりつづけるのでは、と愚考する


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