山口の監督が後半もごくノーマルなサッカーをしてきたのは、今日の試合の勝利だけを
目的とするなら腑に落ちない。単に今日の試合に勝ちたかったら、後半は肉弾戦を挑むか
(こちらは累積リーチの選手が多いからどうしてもひるむ)、イタリア人の言う「試合を殺す」
だけで良かった。素人でも思いつけることに山口の監督が気づかなかったとは思えない。
多分、山口の監督はホームの客にいい試合を見せて、リピーターを増やそうと考えたのだと思う。
現況なら昇降格に関係ないから一敗しても大した影響はないし。
山口の運営が僕らが県民歌を歌い終わるまでシーズン終わりのセレモニーをやろうとも
しなかったことも、そう推定すれば矛盾がない。
まあ、お陰で、こちらも久々にまともなサッカーの試合が見れて良かった。