準惑星ケレスは「海洋天体」 研究 #1

1名無しさん@Next2ch:2020/08/11(火) 18:51:59.31 ID:Ebj/M94x

【8月11日 AFP】太陽系内の小惑星帯にある準惑星ケレス(セレス、Ceres)は不毛の岩石小惑星と長年考えられていたが、表面下に海水をたたえる海洋天体であることが10日、主要探査ミッションの結果で明らかになった。

 ケレスは、火星と木星の間の小惑星帯にある最大の天体で、自身の重力を持つため、米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「ドーン(Dawn)」が周回観測を行い、表面の高解像度画像を撮影することができた。

 欧米の科学者チームは最新の研究で、ドーンから送信された、約35キロ離れた距離から撮影したケレスの画像を分析した。

 研究チームは2000万年前に形成されたオッカトル(Occator)クレーターに着目し、その表面下に塩水の「広大な貯留層」が存在することを断定した。

 英科学誌のネイチャー・アストロノミー(Nature Astronomy)、ネイチャージオサイエンス(Nature Geoscience)、ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)などに10日に掲載された複数の論文は、準惑星ケレスの解明にさらなる光を投じている。

 このうち一つの研究チームは赤外線撮像技術を用いて、化合物のハイドロハライト(含水岩塩)が存在することを発見した。ハイドロハライトは海氷中によく見られる物質だが、これまで地球以外で観測された例はなかった。

 イタリアの国立天体物理学研究所(Istituto Nazionale di Astrofisica)のマリア・クリスティーナ・デ・サンクティス(Maria Cristina De Sanctis)氏は、AFPの取材に「今回の研究により、ケレスは土星や木星の衛星の一部と同様に、一種の海洋天体だと言うことができる」と語っている。

https://www.afpbb.com/articles/-/3298557?pid=22568499


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