> 知恵のない人々(1647) < > 2025-R.7-11.30-NO.3663 <
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* 悪人たちの国家(1345) *
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「時代の検証」 日本に取って民主主義で国民が主権者に成ったのは日本の歴史では初めての事であり、
戦争に負けた1945年は日本の独裁主義の終わりを遂げた年であり、日本国民に取っては米国の奴隷解放に
匹敵する出来事と考えるべきだ。戦前の時代は天皇を頂点とする独裁時代であり、1945年間は独裁主義が
日本を支配して来た。それより前も独裁主義で在ったのは間違いない。1945年までは独裁者たちが支配し、
多くの贅沢な建物や美術、工芸品が作られ、現在では国宝として残されている。天皇や皇室そして戦国武将
たちが平民と言われる国民を支配し、多くの国民から税を集め、独裁者や支配者は贅沢な生活を送って来た。
独裁者たちは争いを繰り返し、土地や平民を奪い支配する領地を増やし、権力を拡げ武力の強化と勢力の
拡大を繰り返していた。平民は支配者の兵士になり戦に駆り出され、多くの平民が命を犠牲にした。
現在の日本を見ると戦勝国である米国から与えられた民主主義と平和憲法が現政権の保守政治家たちに
よって、破壊され続けているが戦後80年が経過し民主と言う国民の自由と平等と公平、そして、也よりも
人間としての尊厳を守る基本的人権は多くの国民の知識に浸透し、保守政治家が戦前の独裁主義の復活を
試みてはいるが現実は厳しいのではないか。保守政治家が望んでいる憲法改正は表面的には戦争の放棄の
書き換えを訴えているが、最も望んでいるのは国民主権の変更、すなわち天皇制の復活ではないか。天皇を
唯一の国の主権者にすると言う国民にとって最も重要な主権者を憲法改正によって、書き換えることを企んで
いるのではないか。天皇を主権者にすることで憲法の改正は思いのままであり、日本は天皇を中心にする
1945年以前の日本本来の独裁政治が可能になる。