> 知恵のない人々(1626) < > 2025-R.7-11.3-NO.3642 <
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* 悪人たちの国家(1324) *
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「日本が如何に平和な国か首相の支持率で分かる」 現首相の支持が異様に高いのに驚くが、国民が
支持するに越したことはない。連日の外交対応に国民の支持が向いているようだが、国内では厳しい安全
保障と言って防衛予算の増額を訴えているが、外と内では対応が違うのだろうか。現実には安全保障の
厳しさを訴えているが、外交的に問題がなさそうなので防衛予算の増額はいらないのではないか。
民主主義の日本に於いて他国からの軍事力の攻撃を予測するには非常に難しいのではないか。世界の
教育水準が上がり、日本が戦争に至る理由があるのだろうか。他国には軍隊が存在するが、日本には軍隊は
存在しない。自衛隊は軍隊ではない、なぜなら、日本の憲法が戦争を放棄し、軍隊の保有を認めていない
からだ。日本は法治国家であり、憲法に違反することはできない。ただ、自衛隊の武器は他国の軍隊と同じで
だが、その武器を使う人間の知識が全く違う。軍隊は国益のためなら他国を侵略するが、自衛隊は自国が
攻撃されない限り、武器は使わない。自衛隊は防衛に徹した武力組織であり、他国の軍隊とは全く違った
武装組織だ。
ただ、課題なのは日本を攻撃する国家が存在するかではないか。現在の世界情勢を見ると戦争に至る
理由が見つからない。ウクライナとロシアの戦争は特殊な戦争ではないか、ロシアに狂気な独裁者が出現し
その独裁者を国民は止めることが出来ない状況が続いている。この狂気の独裁者が他の国に現れるかと
言う問題だ。現れるかも知れないし現れないかもしれない。また、ロシアの狂気な独裁者が日本を侵略するか
どうかだ。パレスチナとイスラエルの戦争は人種問題のようで、対立を解消できない複雑な問題が存在する
ようだが、人の命が失われる戦争はお互いの意志が重要であり、人の命の尊さへの意志が少ない人々
なのかもしれない。
最も重要な事は命への拘りではないか。人の命を重要と思う心、経済より人の命を重んじる知識を
持っているかどうかではないか。戦前の日本は天皇を主権者とする独裁国家であり、国民の命は国の経済
よりも軽く、経済を維持するか国民の命を維持するかと言う問いに政治家たちは経済を優先して、他国へ
侵略し、他国の人々を殺し、資源を奪い日本の経済を発展させ豊かな国にしようとした。現在の首相も
日本経済を発展させ、世界の中心国に成りましょうと言っていたが、そのとき、国民の命は守りますかと
いいたいが、自らに「働く、働く、働く」連呼していたことを思い出すと保守政治家としての国民の命より
国の経済を重視する独裁者の片輪を見たような感じだが、国民の高い支持はただ、不気味に笑っている
首相の裏の顔を見てはいないのではないか。