> 知恵のない人々(1613) < > 2025-R.7-10.20-NO.3629 <
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* 悪人たちの国家(1311) *
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「過去を見つめる保守政治」 保守政治家が永遠と政権を握って行くとすればと思うとうんざりする。
保守政治家に取って未来より過去が重要なのかもしれない。保守政治家が守る天皇はいつまで広大な
皇居に居座るつもりなのか。天皇は戦前は日本のたった一人の主権者であり、国において主権者が一人と
言うことは独裁者であり、支配者ということだ。現在は民主主義の時代であり、国民が主権者と憲法に
書かれている。日本の人口は一億2500万人とすれば、この数の主権者が存在することになる。戦前は
天皇たった一人が主権者で戦後は一億2500万人の主権者が存在する。戦前と戦後の政治思想の違いが
この数で明白ではないか。なぜ、保守政治家が過去すなわち戦前の保守政治を参考にしているのか、
これで良くわかるのではないか。戦前の政治家たちはたった一人の主権者に従えば政治が出来たと言う
ことだ。たった一人の主権者を政で祭り上げればたった一人の主権者である天皇は保守政治家の言い成り、
思い通りの政治が出来たのではないか。お天たらをすれば天皇はいい気持ちに成ったのかもしれない。
例えば、今も輝く迎賓館は明治天皇の息子である昭和天皇の住まいとして建てられた。明治神宮は
かの有名な渋沢の広大な荒れ野を明治天皇の為に明治神宮は作られた。正に保守政治家のやりたい放題
の政治ではなかった。
これで天皇が広大な皇居に居座っている理由が付くのではないか。現在の政権を持つ保守政治家は
天皇にお天たらをして、いつか、日本を戦前の天皇がたった一人の主権者とする国を作ろうとしているのかも
しれない。
軍隊に対して、異様に執着する保守政治家だが軍隊は独裁者を守る武力組織で在り、たった一人の
主権者を守る樽に、誰から守るかと言えばそれは独裁者に支配される国民から守る為の軍隊ではないか。