東大助教が論文盗用、博士号取り消し 2011/12/9
東京大は9日、博士号 取得 論文など4つの論文・著書で他人の文献からの盗用をおこなったとして、社会科学研究所の 安藤理 助教(33)の博士号(教育学)を取り消したと発表した。東大が博士号を取り消すのは、2010年に論文不正が発覚し、懲戒解雇したトルコ人元助教に次いで2人目。
東大によると、安藤助教は教育学研究科に在籍していた09年に出した博士号取得論文と、それを土台にした著書で他人の文献から13カ所を不正に引用。他に2論文で全体の約5割を盗用した。本人も盗用を認め「自分の未熟さから多くの方に迷惑をかけ、反省している」と話しているという。
> 博論と、 それを土台にした著書 < 渡辺真由子 パターン