小保方STAP問題がいまだ波及 元准教授が早大提訴
2015年07月12日
........................ 蛭田氏の盗用規模は小保方氏とは比較にならないが、蛭田氏に近い関係者によると「小保方氏は1年間の猶予期間中に、相応の博士論文を提出すれば博士号は取り消されないのに、自分は即刻解雇処分になった。『それはあまりにも不平等だ』という言い分のようです。裁判では小保方氏の前例をアピールしていくようです」という。
その小保方氏は今月7日までに理研に対し、論文投稿料約60万円を返還した。STAP細胞研究に費やした研究費は約2000万円にも上るが、理研は科学誌「ネイチャー」などへの論文投稿料60万円の返還を求めるだけにとどめた。理研としてはこれで一連の騒動に終止符を打ちたかったところだが、蛭田氏の裁判で再び小保方氏がクローズアップされることは間違いない。