気象庁「首都直下地震と関連薄い」 東京都心で震度5弱
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG05004_V00C14A5000000/
5日午前5時18分ごろ、東京都心で震度5弱を観測する地震があった。
東京都や神奈川県、栃木県など関東地方の広い地域で震度4を観測した。
気象庁によると、震源地は伊豆大島近海で、震源の深さは162キロ、
地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.0。この地震による津波の
心配はないという。
東京都内で震度5弱以上を観測したのは、東日本大震災が起きた
2011年3月11日以来。
JR東日本によると、上越、長野新幹線の一部区間で速度を落として
運転し、ダイヤが乱れた。関越自動車道などの一部区間で速度制限を
した。羽田、成田両空港は通常通り運航している。
原子力規制庁によると、各地の原子力発電所で異常は確認されていない。
気象庁の長谷川洋平地震津波監視課長は同日午前7時20分から記者会見し、
「首都直下地震や相模湾から房総沖にかけての相模トラフ沿いで発生する
地震とは、発生する場所が違うため関連性は薄い」と話した。
今回は震源が深く、大きな余震が起こる可能性は低いという。