福島競馬場の誘導馬ヨシオが11歳で死す 21年アイドルホースオーディションの1位
2021年に京都競馬場主催の「アイドルホースオーディション」で1位に輝き、現役引退後は福島競馬場の誘導馬を務めていたヨシオが、腸捻転のため11日に亡くなった。このほど、同競馬場が公式LINEを通じて発表。11歳だった。
ヨシオは父ヨハネスブルグ、母フローラルホーム、母の父ケイムホームという血統。15年のブリーズアップセールで486万円で購入され、現役通算78戦6勝という成績を残した。
15年7月のデビュー以降、勝利を重ねてオープン馬にのぼり詰めた。20年のジャニュアリーSでオープン勝ちしたほか、18年には盛岡・マーキュリーCで4番人気2着、佐賀・サマーチャンピオンでは1番人気3着など、交流重賞でも存在感を示した。
20年にはジャパンCに出走後、連闘で翌週のチャンピオンズCにも挑んだことでも話題に。21年には障害にもチャレンジするなど、芝、ダート、平地、障害、中央、地方とカテゴリーやフィールドを問わない活躍を見せ、22年4月の京葉Sをラストランに現役を終えた。
引退後、馬事公苑を経て7月上旬に福島競馬場に移動。22年秋からは誘導馬として活躍し、ファンから親しまれる存在だった。
福島競馬場では同馬を悼んで、5月26日まで土曜日と日曜日の場外発売時、ターフィーショップ内誘導馬展示コーナーに献花台と記帳台を設置する。また北門入口付近にある馬頭観音にはたてがみと蹄鉄を納めている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4152f7fb05c34d21911c6571a7b2f512120b1bb3
5/16(木) 12:00配信 netkeiba