工藤會野村会長に福岡高裁が逆転無罪判決、冤罪認める 一審は死刑

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2024/03/12(火) 12:51:33.63 ID:k3XtAhMW

工藤会トップに二審無期懲役 死刑判決破棄、殺人は無罪

特定危険指定暴力団工藤会が関わった一般市民襲撃4事件で、殺人や組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)などの罪に問われた会トップの総裁、野村悟被告(77)の控訴審判決で、福岡高裁は12日、死刑とした2021年の一審福岡地裁判決を部分的に破棄し、無期懲役を言い渡した。殺人について無罪、組織的殺人未遂3件を有罪とした。

市川太志裁判長は判決理由で、1998年の元漁協組合長射殺事件に関し「共謀は論理則、経験則に照らし是認できない。破棄は免れない」と指摘した。ナンバー2の会長、田上不美夫被告(67)については無期懲役とした一審判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。

2人の控訴審は昨年9月に始まり、被告人質問のほか、元組合長射殺事件で服役中の実行犯への証人尋問を実施した。野村被告は一審に続き無罪を主張し、田上被告は全4事件への関与否定から一転。13年の看護師襲撃と14年の歯科医師襲撃の組織的殺人未遂2事件で自身の指示を認め、野村被告の指示や了解を否定した。

福岡県警の岩下剛本部長は「工藤会が壊滅に至るまで、いささかも手を緩めることなく、総力を挙げた諸対策を徹底して進めていく」とのコメントを出した。

一審判決は直接証拠がない中、間接証拠の検討を重ね、4事件全てで野村被告が「首謀者として関与した」と認定した。

工藤会は北九州市を拠点とし、12年に全国唯一の特定危険指定暴力団に指定された。過去20年で、福岡県内の構成員数は08年末の約730人をピークに減少し、昨年末時点で約160人。本部事務所も撤去された。

北九州市の武内和久市長は「引き続き、暴力団追放運動をはじめとする各種取り組みを推進していく」とコメントを出した。〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF120LH0S4A310C2000000/
2024年3月12日 10:16 (2024年3月12日 11:56更新)


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