エレン・ブラウン女史が語る、「MMT実証国」の日本に消費増税が不要な理由 #6

6番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2024/03/06(水) 11:15:39.90 ID:???

● ユニバーサル・ベーシック・ インカムの有効性

 ──日本銀行は株式や投信を購入して株式市場を支えていますが。

 それも意味があるでしょう。株式市場が活性化するのは、見た目も良いですし。でも投資家にプラスになるだけで、ビジネスに刺激を与えるには至らないと思います。ビジネスに影響を与えるには、消費者にお金を与えることです。そうすればお金を使う人が増え、生産も活発になり、企業も研究開発などに熱心になるでしょう。

 とにかく普通の人々のポケットにお金を入れることが大切です。お金持ちにお金を与えても、消費が増えることはないでしょう。

 ──具体的な政策としては何が考えられますか。

 ユニバーサル・ベーシック・インカム(最低所得保障制度)も1つの選択肢です。

 ──民主党の大統領候補で、最近人気が出ているアンドリュー・ヤン氏の「自由の分配(Freedom Dividend)」の考え方ですね。米国の18歳から64歳の全ての国民に毎月1000ドルの配当を与えるという大胆な政策なので驚きました。日本人から見ると、働かないでお金をもらえると、人々が怠け者になるのではないかと危惧するのですが。

 そんなことはないと思います。例えばお金持ちは、ベーシック・インカムを受け取っている状態ではないでしょうか? 働かなくても配当金とか利子で生活できるわけです。だからといって、彼らが怠け者になっているでしょうか? 今は一日中働いて疲れ果て、家に帰ったらビールを一杯飲んで一息つき、テレビを見るような人が多いと思いますが、もっと人生を楽しみ、やりたいことができるようになるので、社会の効率も高まるのではないでしょうか。

 ──なるほど。


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