中学生にブログでヘイトスピーチ、60代の男性に損害賠償130万円の判決 #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2021/05/12(水) 20:28:07.97 ID:2th+NwU/

在日コリアンの母親を持つ男子大学生(当時は中学生)が、ブログ上で自らに対するヘイトスピーチを記していた大分県の男性(68)に対して慰謝料などを求めていた裁判の控訴審判決が5月12日、東京高裁(白井幸夫裁判長)であった。

判決では、書き込みが「著しく差別的、侮蔑的」であるとして、慰謝料など計130万円の支払いを命じた。男性は2019年1月、侮辱罪で科料9千円の略式命令を受けており、民事では厳しい判決が下されたことになる。

インターネット上の誹謗中傷をめぐる裁判としては高額で、差別を違法要素とする判決ついて、弁護団は「ネット上のヘイトスピーチについて、賠償基準や判断基準を塗り替える画期的なもの」としている。

(*この記事にはヘイトスピーチの文言が直接含まれます。閲覧にご注意ください)

裁判を起こしたのは、神奈川県の大学生、中根寧生さん(18)。在日コリアン3世の母親と、日本人の父親を持つ。

相手は、「写楽・・・支那・韓国朝鮮の真実『写楽』ブログ 日本が大好きでアンチ&排除支那韓国朝鮮ブログ」(タイトルは当時)の管理人だ。

判決によると、そもそもの発端は、2018年上旬に川崎で開催された音楽イベントに関する新聞記事。地元紙で、当時中学生だった中根さんのコメントが紹介されていた。

「写楽」ではこの新聞記事や中根さんの名前を掲載した、「在日という悪性外来寄生生物種」などというブログ記事を公開。

「見た目も中身ももろ醜いチョーセン人」「おまエラ不逞朝鮮人」「チョーセン・ヒトモドキ」などという言葉を並べていた。

弁護団によると、ブログ記事は、中根さんの名前で検索すると上位に表示されていた。

また、この「写楽」に限らず、ネット上では匿名掲示板をはじめとし、同様の書き込みが大量にされていたという。

裁判では、横浜地裁川崎支部が2020年5月に慰謝料と弁護士費用、計91万円の支払いを命じる判決を出している。

判決では「差別され、地域社会から排除されることのない権利」に言及し、差別による人格権侵害を認めていたが、中根さん側はより厳しい判決を求め控訴していた。

この日の高裁判決では一審判決を踏襲し、一連の書き込みに対し、「本件各記載における表現は、著しく差別的、侮蔑的であるばかりでなく、その読者に対し、差別的・侮蔑的言動を煽るもの」と厳しく批判。

さらに、「名誉感情を著しく害し、その個人としての尊厳や人格を損なうものであって、本件投稿行為は極めて悪質である」とも指摘した。

また、不特定多数が閲覧可能なインターネット上に投稿されていたことから、「中学3年生という多感な時期」であった中根さんに与えた「精神的苦痛は多大であり、その成長にも悪影響を及ぼしかねないもの」だったと結論づけた。

そのうえで男性に対し、一審判決を大きく上回る、計130万円の支払いを命じた。

https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/sharaku-2

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