聖火リレー 点火していないトーチでほぼ１区間走行
03月26日 11時36分 NHK
福島県で行われている東京オリンピックの聖火リレーで、ランナーが火がついていないトーチを掲げたままほぼ１区間走るトラブルがありました。
トラブルがあったのは、２日目の第２区間飯舘村の４番目のランナーと５番目のランナーの受け渡しの場面です。
走り終えたランナーがトーチとトーチを近づけて次のランナーに聖火を受け渡そうとした際、なかなか火がつきませんでした。
次のランナーは、かすかに火がついたようにも見えたトーチを掲げて走り始めましたが、ＮＨＫのカメラが捉えた走行中の映像からはトーチに火がついている様子は確認できませんでした。
このあとランナーは、次の中継ポイントの手前で大会組織委員会の指示で一時停止を求められ、同行していたスタッフが予備の火を持ってきてトーチに点火したあと、次のランナーに聖火を受け渡しました。
東京オリンピックの聖火リレーでは、初日の２５日もランナー間の聖火の受け渡しの際や走行中にトーチの火が消えるトラブルが２回あり、そのたびに予備の火で点火し直してしのいでいました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20210326/6050013943.html