古市憲寿氏、ＮＨＫ「クロ現」での二階幹事長「ケチをつけるものじゃない」発言に「いい対案を出してこれてない野党の責任もある」
2021年1月21日 10時39分スポーツ報知
https://web.archive.org/web/20210121015445/https://hochi.news/articles/20210121-OHT1T50042.html
２１日放送のフジテレビ系「とくダネ！」（月～金曜・午前８時）で、新型コロナウイルスの感染拡大について特集した。
その中でスタジオで自民党の二階俊博幹事長が１９日放送のＮＨＫ「クローズアップ現代」で「政府の対策は十分なのか。手を打つことがあれば何が必要なのか」と質問され「他の政党に何ができますか。他の政治家が何ができますか。今、全力を尽くしてやっているじゃないですか。いちいちそんなケチをつけるものじゃないですよ」と述べたことを紹介した。
この発言を小倉智昭キャスターは「これは二階幹事長といえども、絶対発言してはならないことだと思うんですよね」と指摘した。その上で「古市君、この言い方はどう思いますか」とコメンテーターで社会学者の古市憲寿氏に尋ねた。
古市氏は「一方で野党が何をしたんだという話もあると思うんですね。自民党の新型コロナに対する対策がこの１年間、ベストだとは言わないですけど、野党側がどんな対案を出してきたかなといった時に正直、これはないんじゃないかみたいな対案も正直、多かったと思うんですね。だから本当は野党側は自民党を批判する格好のチャンスなのにうまく利用できてないというか、いい対案を出してこれてない野党の責任もあるのかなと思います」と指摘していた。