日本看護管理学会より国民の皆さまへ ナースはコロナウイルス感染患者の最後の砦です ID:7J2igc3t

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2020/12/17(木) 20:56:04.11 ID:7J2igc3t

日本看護管理学会より国民の皆さまへ
ナースはコロナウイルス感染患者の最後の砦です

国民の皆さま、ナースが危機を迎えています。コロナウイルスに感染した患者さんの最も近くにいるのはナースです。この長期戦の中、ナースは身も心も疲弊してきています。

コロナウイルス感染患者が増加すると、看護管理者は、一般の病棟を一旦閉じてコロナ対応病床にナースを移動させるしかありません。ナースたちは、今まで自分が看護してきた患者を同僚に預け、コロナ病棟に向かいます。ナースは防護服を着ているとはいえ、患者の頬に付くくらいに顔を寄せ患者の声を聞き、孤独に苦しむ患者の手を握り、時には尊厳ある死を迎えられるように寄り添います。ナースは、家族も面会できない患者の一番身近くで、患者の生命と生活を守るのです。

私たちは、看護の専門職としての使命感で、コロナウイルス感染患者の看護にもう何ヶ月も携わっています。自分自身の感染の危険性と私生活、自分のキャリアに目を瞑り、時には自分の家族にも仕事の内容を隠し、コロナウイルスに感染した患者さんを看てきました。

私たちは自分の仕事を全うするだけですので、感謝の言葉は要りません。ただ看護に専念させて欲しいのです。差別や偏見はナースに対してフェアな態度でしょうか?なぜナースたちは、看護していることを社会の中で隠し、テレビに出るときにはモザイクをかけなければならないのでしょう。これでは、潜在しているナースも復帰をためらいます。

報道等では、ナースが足りないと言われています。防護服を着て、コロナ感染患者の病室に入る仕事の多くをナースが担っています。しかし、医療現場を守るのはナースだけではありません。チーム医療を構成する多くの職種の人々との協働体制を、取り戻す必要があると考えます。看護の仕事に専念させていただくためにも、関連職種の皆さまに、ぜひご協力をお願いいたします。

私たちナースは、皆さまにこの長い戦いを、コロナウイルス感染患者とともに歩き続けられるように助けていただきたいのです。

国民の皆さまにお願いいたします。

・皆さまには、ご自分の健康と医療現場を守るため、なお一層の慎重な活動をしていただきたい。
・医療専門職として、感染予防には留意しております。私たちを偏見の目で見ることはやめていただきたい。
・また、もしも一旦仕事から離れている私たちの仲間が、看護の仕事に戻ってこようと思うときには、周囲の方にはぜひご理解いただき、この窮状を救う意志のあるナースを温かく送り出していただきたい。

ナースは、コロナウイルス感染患者の最後の砦です。ご協力をお願いいたします。

2020 年 12 月 10 日
一般社団法人 日本看護管理学会
理事長 別府千恵

http://janap.umin.ac.jp/pdf/janap_20201210.pdf


このIDをNGリストに追加する

今後このIDの書き込みやスレッドを表示したくない場合、以下のボタンをクリックしてください。
NGリストに追加

このスレッドは過去ログです。