東大教授「複雑化したシステムの中心に東大がある」 #2

2番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2020/10/15(木) 13:22:11.69 ID:???

https://video.twimg.com/ext_tw_video/1280452737251983360/pu/vid/640x480/tvBz67ULlT7EZJmv.mp4
「満州国って中にも特別会計があって殆どの事業って特別会計でやるんですね。一般会計ってのはもう殆ど屁みたいなもんだ。軍事費とかも全部特別会計でやるんだけどそれ以上に食糧の買い付けとかね。
炭鉱を掘る資金とか全部特別会計で出ていったんですけど、途中から特別会計すら面倒臭くなったので、財政通さないで満州中央銀行っていう中央銀行からいきなり普通の銀行から金貸してそのまま投入するとかいう乱暴な事を満州国でやってるんです。
戦後日本もやっぱりそのシステムをずっと使って、経済がまずくなると特別会計使うというふうにしているうちに、どんどん特別会計が肥大していく。
戦前は、政府があったらその前に政商ってのがいるんですね。これ、財閥に成長するんですけど。政府が色々やるお金は全部この財閥とか政商に流れて、彼らが実行部隊。政府の周りには政商財閥が即いたんですね。
ところがGHQは、この財閥解体って、ここの物凄い政商を潰したんです。
ぶっ潰した間に何が起きたかっていうと、ここの周りにいっぱい特殊法人っていう変なものがいっぱいできちゃったんですね。
これたぶんモデルは満州国かもしれないれど、満州国では殆どの事業を資本家にはやらせないで政府が直接やるっていう建前でした。公社ってものが最初に編み出された。
政府系の会社を作ってそこで仕事をすると。空いてるところだけ民間でやっていいですよっていう、そういう感じの国だったんですね。
どうもそのシステムが、あの戦争中に日本に入ってきて、戦後もそのまま行った。
ここには全部天下り役人が入って、企業ってのはここからお仕事をもらう。下請けになっちゃったわけですね。
戦前はですね、宮廷グループ、軍、官僚、政治家、それから財閥。6つぐらいがせめぎ合いながら、政治を動かす役をやってたんです。
戦争によってですね、陸軍落ちて海軍落ちて、宮廷落ちて、財閥は解体。政治家も一回追放されていなくなった。官だけが残った。その戦後の数年全部、官が仕切るシステム。
かつてはですね、官僚出身の政治家って殆どいなかったんです。吉田内閣のときに、その官僚出身の人がいっぱい政治家とかになって、それでその政治と官が一体化したんですね。
というよりも官の出店みたいなもんですね。自民党っていうのは。
そういうふうになったのが戦後システムで。それの一つの表現が、この政治政府周りの特殊法人というものが、財閥を置き換えちゃってるみたいな。
で、日本企業っていうのは基本的にどこで利益を上げているのかというと、ここで利益を上げているんですね。」

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