クルーズ船運航会社カーニバルが投資不適格(ジャンク)級に格下げされた。同社の長期格付けをS&Pグローバル・レーティングが「BBB-」から「BB-」に3段階引き下げた。
S&Pはカーニバルを引き続き「ウオッチネガティブ」に置いている。
カーニバルは乗客・乗員の移送コストで2020年のEBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)がより大きな悪影響を受けるとS&Pは予想。
20年の深刻な業績悪化を受け、カーニバルの調整後レバレッジ比率が21年に10倍を超える可能性にも触れた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-06-24/QCEKSRT0AFB501