受け入れ少ないのに…「難民」という言葉を多用する日本社会の謎
東京の化粧品会社が12月中旬から「日本の、美容液難民へ。」とのコピーを使った広告を電車内などで掲示し、「軽々しく難民という言葉を使うのは無神経では」などの批判の声が相次いだ。同社はこうした声や毎日新聞の取材を受け、広告の見直しを決定。26日以降、広告の撤去、変更を順次進めている。海外からの難民受け入れには消極的な一方で、メディアや広告では「難民」という言葉が安易に使われるのははなぜだろうか。【鵜塚健/統合デジタル取材センター】
指摘が相次いだのは、化粧品会社アルマード(東京都中央区)が発売する保湿美容液の広告。女優の井上和香…
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会員限定有料記事 毎日新聞2019年12月28日 15時13分(最終更新 12月28日 15時31分) 鵜塚健
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山手線内で掲示された化粧品の広告=滝澤三郎さん提供