厚生労働省は公的年金の受給開始年齢を75歳まで繰り下げられるようにする検討に入った。毎月の年金額は65歳開始に比べて2倍程度とする方向だ。いまは70歳開始が上限だが、一段と高齢になってから年金をもらう選択肢をつくる。働く高齢者を増やす呼び水にし、元気な高齢者に社会保障を支える側に回ってもらうのが狙いだ。
公的年金をもらい始める年齢は現在60~70歳の範囲で加入者が選ぶことができる。政府は2018…
[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。
年金開始、75歳も選択肢に 毎月の受取額は2倍 :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40478930V20C19A1MM8000/