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山下法相、失踪実習生の「聴取票」公表に否定的＝参院予算委：時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018112600681&g=soc
参院予算委員会は２６日、安倍晋三首相と関係閣僚が出席し、集中審議を行った。失踪した外国人技能実習生から個別に事情を聞き取った２８７０人分の「聴取票」について、山下貴司法相は「公表を前提に聴取されたものではない」と公表に否定的な考えを重ねて示した。立憲民主党の福山哲郎氏への答弁。
福山氏は、実習生２８７０人は既に国外退去の行政処分を受けており、刑事訴追の恐れはないとして、聴取票の公表を要求。法相は「刑事訴追の可能性があり得る」との説明を繰り返し、平行線となった。
外国人労働者の受け入れ拡大による影響について、首相は「外国人材が国内労働市場に流入し続け、労働力の需給バランスを大きく崩すような事態になることは制度上考えられない」と述べ、日本人労働者の雇用悪化にはつながらないとの認識を示した。日本維新の会の藤巻健史氏への答弁。