まだだ・・・まだ別の手がある・・・
ＫＹＢ：不正物件増える可能性 別のデータ改ざん手法判明 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20181116/k00/00e/040/243000c
油圧機器メーカーＫＹＢは１５日、免震・制振装置の検査データ改ざんを巡り、既に判明している手法とは別の手法で改ざんが行われた疑いがあると発表した。検査機器のプログラムでデータを書き換えていたとみられる。これまで不正やその疑いのある装置が使われている物件は９７４件と公表していたが、さらに増える可能性がある。
ＫＹＢは２０００年以降に装置の検査結果が基準を逸脱した場合、得られた免震性能などの数値を修正して許容範囲に収めていたことが判明している。
新たに浮上した手法では、検査機器のプログラムを不正操作し改ざんしていたとみられる。
ＫＹＢはこれまで一つの手法を用いてデータを改ざんしていたと説明していたが、外部調査委員会の聞き取り調査で新たな改ざん手法が判明。検査員の証言から０７年に免震・制振装置の製造を子会社に移管して以降、これらの手法を併用しデータ改ざんが行われていた疑いがあるという。
ＫＹＢは１４日に国土交通省に追加の調査が必要となったと報告した。ＫＹＢ製装置が出荷された物件総数は計１４０４件。石井啓一国土交通相は１６日の閣議後記者会見で「ＫＹＢに速やかに事実関係の調査を行い、結果を報告するとともに対外的に公表するよう指示をした」と述べた。ＫＹＢは詳細が判明次第、事実関係を公表する。