天神駐輪場破壊か 男を逮捕
08月24日 12時10分
福岡市の中心部、天神にある駐輪場で２３日、およそ９０台分の設備が壊されているのが見つかり、このうち一部を壊した疑いで４５歳の男が逮捕されました。
警察の調べに対して男は「自分の自転車がなくなったことに腹を立て駐輪場を歩いて回って壊した」などと供述しているということです。
福岡市中央区の天神の路上には、市が設置するおよそ１５００台分の駐輪場がありますが、２３日、このうちの９２台分で自転車をつなぎとめるワイヤーのカギの部分や、駐輪料金を入れる箱を支える金属製の柱が折られているのが見つかりました。
市から届け出を受けた警察は、防犯カメラの映像などから、このうち一部の設備を壊したとして、福岡市博多区堅粕の建築業、關山優一容疑者（４５）を器物損壊の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、調べに対して關山容疑者は、当時は酒に酔っていてどの設備を壊したか、詳細は覚えていないとしながらも「天神の駐輪場に置いていた自分の自転車がなくなったことに腹を立て、周辺の駐輪場を歩いて回って壊したのは間違いない」などと供述しているということです。
駐輪場の設備は、南北６００メートルの範囲で壊されているのが確認されていて、警察は詳しい経緯を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20180824/0002058.html