電線などを地中に埋めて電柱をなくす「無電柱化」について、国土交通省は、災害時の緊急輸送道路や東京オリンピックパラリンピックの会場周辺などを重点地域として、今後3年間に1400キロで電柱をなくす計画をまとめました。
それによりますと、重点的に電柱をなくすのは災害時の緊急輸送道路になる都市部の道路や、バリアフリー化が必要な道路、東京オリンピックパラリンピックの会場周辺、それに世界文化遺産の周辺など4つの区域としています。
計画では、区域ごとに整備の数値目標も盛り込み、例えば、都市部の緊急輸送道路は去年3月末の時点で34%だった無電柱化の割合を2020年度までに42%に、世界文化遺産の周辺は37%から79%に引き上げるなどとしています。
これによって今後3年間に合わせて1400キロで電柱をなくすことを目指します。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180220/k10011336241000.html