大量殺人を実行した北朝鮮「女性工作員」はなぜ自白をしたのか #3

3番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2017/11/19(日) 07:42:59.10 ID:mfpPM5q0

「南山地下室」の恐怖

韓国・ソウルの南山(ナムサン)。
現在では、夜になると展望台を目指すカップルたちが多く見られるこの山は、かつて北朝鮮の工作員たちに恐れられた場所だった。

 <私は殺される……>

あの時、金賢姫(キム・ヒョンヒ)はそう思ったという。
彼女が連行されたのは、南山中腹に建っていた国家安全企画部。韓国の対北諜報機関はかつてこう呼ばれていた。
トンネルを抜けると建物が見えた。金賢姫は車を降りるよう命じられ、両脇を抱えられながら建物裏側から地下への階段を降りた。

 <小説で読んだのはここか……>

南山地下室。北朝鮮で読んだ小説の中では、ここは生きて出ることのできない場所だった。
南の特務(情報機関員)たちは北朝鮮の革命家を連れてくると、部屋に毒蜘蛛やサソリを放り込む。
男が女に変えられてしまうシーンもあった。
女性工作員は性的拷問を受ける。その拷問は、北で命じられた秘密工作のすべてを明らかにするまで続くのだ。

 ――115人が乗った飛行機を爆破し、全員の命を奪ったテロリストの死に場所にはふさわしい場所だ。
どうやって秘密を守り抜こうか。私が闘士になって闘うしかない。そう決意して歯を食いしばった――。

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