友連会が安倍政権との対決姿勢を崩さない翁長知事と面会するというだけにどのようなやり取りになるのかに関心が集まった。
形式的なやり取りに終始したようだが、それでも辛旗氏はこう述べるのを忘れなかった。
「1990年代や2000年代には沖縄で友連会との交流プロジェクトがあった。
今後はそのようなプロジェクトを再び行い、中国と沖縄の交流を深めていきたい」
友連会のいう「交流」の本当の狙いは、沖縄と日本本土との間に楔を打つことにある。
基地問題を背景に沖縄では日本政府への不満が高まっているが、友連会がそうした気運を利用しようという動きを、
筆者は、過去に取材したことがある。