［東京 １日 ロイター］ - 自民党の憲法改正推進本部は１日、教育分野に関する議論を行った。石破茂顧問は会合後、記者団に対し「高等教育の無償化は憲法に書かねばならないことではない」とし、給付型奨学金制度の拡充などで対応できるとの見方を示した。会合ではこうした意見が大勢を占めたという。
憲法改正には衆参両院で３分の２を超える賛成が必要。同日の議論では、日本維新の会の賛成を取り付けることを念頭に置いた発言もあったが、石破氏は「議論として本末転倒だ」と指摘した。
(梅川崇)
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