常口アトム社員、管理物件で 合鍵入手 現金やソフトを狙い
北海道警旭川中央署は１３日、勤務先の不動産管理道内大手「常口アトム」（札幌市中央区）から持ち出した合鍵を使い空き巣を６０回以上繰り返し、
現金やゲームソフトなど計約４４０万円相当を盗んだとして、同社元社員、新元祐太容疑者（３６）＝旭川市末広、窃盗罪などで公判中＝を旭川地検に追送致した。
容疑は、旭川市内の支店勤務だった立場を利用して２０１３年８月～今年３月、管理物件の合鍵を使って室内に侵入する手口で盗みを繰り返したとしている。
道警は新元容疑者の自宅から２００本近い鍵を押収した。
新元容疑者は同様の手法で旭川市内の男性宅からゲームソフトなど１４点（時価３万２０００円相当）を盗んだとして今年３月、窃盗容疑で逮捕。窃盗罪で起訴され、旭川簡裁で公判中だった。
新元容疑者は旭川市内の支店に０３年から１６年１１月まで勤務。常口アトムの広報担当者は「関係者にご迷惑をおかけし、極めて重く受け止めて反省している。なぜこのような事態が起こったのか、再発防止のため調査したい」とコメントした。
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http://mainichi.jp/articles/20170614/ddr/041/040/005000c
常口アトム従業員のこれまでの履歴
2010年5月に女性宅に合鍵で侵入し乱暴
2010年8月に乱暴目的で女性2人を車ではね、そのうち一人を殺害
2017年2月には家賃横領
不動産屋選びには気を付けよう