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元より、中東は砂漠で全体の人口自体が少ない。
ムスリムの人口での主力は、実はアジア。
（西方は、キリスト教の東圧に対し、オスマン帝国が結構頑張ったが、最大でも、ウィーンを包囲した程度までの進出に留まる。）
ムスリムの絶対人口が多いのは、パキスタン・インド・バングラデシュ・インドネシアといった、東南アジア・南アジアの国々だ。
絶対人口比なら、中国ですら2200万人ものムスリムがいる。
バングラデシュ・パキスタンは、人口増加率も、
ムスリムの割合も半端なく高い。
しかし、人口絶対比だと、実はインドがインドネシアに次いで2番目に人口が多いムスリム国だ。
（最近、ヒンズー教のアウトカーストの人々が、ヒンズー教内の差別に耐えかねて、イスラムに鞍替えしたりもしている。）
将来的には、インドがムスリム人口で世界一になるとも言われている。