経団連が９日に発表した大手企業の今夏のボーナス調査（第１回集計）によると、妥結額は平均９１万７９０６円で、昨年夏を４・５６％下回った。
大手企業は今春闘で政権が要請するベースアップ（ベア）に４年連続で応じたが、堅調な業績にもかかわらずボーナスへの還元は十分ではないようだ。
前年よりマイナスとなったのは東日本大震災の影響を受けた２０１２年以来５年ぶり。
経団連は「春闘の闘争方針でベアを最優先にした労働組合が多く、ボーナスは昨夏より要求水準を引き下げていた」（労働政策本部）と分析している。
「３年連続で９０万円を上回っており、高水準だ」とも指摘している。
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http://www.asahi.com/articles/ASK6951MBK69ULFA01W.html
【悲報】アベノミクス、実質賃金を26年で最低に
シリーズ ウソのミックス
安倍晋三首相はごく一部の大企業だけを例に、「今世紀最高の賃上げが３年続いている」といいます。しかし、２０１５年の実質賃金は26年間で最低です。
安倍晋三首相が挙げたのは連合が集計した春闘回答です。大企業を中心とした２６００余りの組合が得た回答の平均です。３８０万社以上ある日本の起業のごく一部に過ぎません。しかも回答はベースアップだけでなく定期昇給を含む数字です。
平均賃上げ率は１４年２．０７％、１５年２．２％、１６年２．０６％（４月12日時点）と、今年は昨年を下回っています。
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