http://www.deagel.com/library1/medium/2008/m02008031400001.jpg
MOAB（モアブ、英: Massive Ordnance Air Blast、大規模爆風爆弾兵器）
長さ約9.1 m、重さ約9,800 kgの爆弾で、8,482 kgの炸薬があるという。
炸薬にはスラリー爆薬もしくはトリトナール（TNT 80%とアルミニウム粉末20%を混合したもの）と言われるが、
明らかにされていない。
巨大な爆弾のため通常の爆撃機には搭載できず、C-130やC-17などの大型輸送機の後部貨物扉から
MOABを載せたパレットごとパラシュートで引き出されて空中投下される。
パラシュートで降下するデイジーカッターと違い、パラシュートが付いたパレットから切り離された後はGPS誘導で
展開した格子状のフィンで方向を制御するため、デイジーカッターよりは命中精度は良く、また高高度から投下できるため
敵の対空砲火を浴びる危険性が少ない（パラシュートを使用する場合、ある程度高度を下げる必要がある）という利点がある。
大きさとしては、第二次世界大戦中に使用されたグランドスラムよりわずかに小さいだけであり、
現有されている通常爆弾としては最大のものである。実地試験では、その凄まじい爆発のため、
原子爆弾のようにキノコ雲が発生したという。
全長 9.14m 直径 1.03m 総重量 9,752 kg 炸薬量 8,482 kg （Wikiより）