東芝、監査法人の承認得ずに「意見不表明」で決算発表へ
TBS系（JNN） 4/11(火) 14:12配信
深刻な経営難に陥っている東芝は、監査法人から承認を得ていない「意見不表明」という極めて異例の形で決算発表を行う方針を固めました。
東芝はこれまで監査法人からの承認が得られず先月、先々月の２度にわたって、去年４月から１２月までの決算の発表を延期しています。
１１日が３度目の決算発表の期限ですが、東芝は監査法人から承認を得ていない「意見不表明」という形で発表に踏み切る方針を固めました。上場企業の決算は監査法人からの承認によって信頼性が保たれているため、承認を得ないまま発表するのは極めて異例です。
さらに、「意見不表明」での決算発表は東証の上場基準に抵触するため、今後、東芝が上場廃止となることも懸念されています。東芝の綱川社長が会見を行う予定ですが、東芝は改めて上場企業としての説明責任を問われることになりそうです。（11日15:36）
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