米ＩＴ大手グーグルは八日、米デトロイトで最新の自動運転車を公開した。欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ（ＦＣＡ）と共同開発したもので、実車のお披露目は初めて。今月から米カリフォルニア、アリゾナ州で公道実験を始める。
車両はＦＣＡのミニバン「パシフィカ」をベースに、グーグルがセンサーやレーダーなどを開発。三種類のセンサーを搭載し、障害物などを的確に認識することができる。コストも大幅に削減した。
グーグルは二〇〇九年に自動運転の研究・開発を始め、公道での走行距離は今年五月には三百万マイル（約四百八十万キロ）に達する見込みという。グーグルの自動運転車開発部門「ウェイモ」のジョン・クラフチック最高経営責任者（ＣＥＯ）は「われわれはいい車を組み立てるのではなく、いい運転手をつくることを目指す」と述べ、システム開発を加速する考えを示した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201701/images/PK2017011002100051_size0.jpg
ソース
東京新聞:グーグル、自動運転車を公開 米国で公道実験:経済(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201701/CK2017011002000112.html