NASA資金提供の研究チーム「我々の文明は今後数十年で終焉を迎える」 #2

2番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2016/09/01(木) 00:56:45.94 ID:vrSpulfk

資源の枯渇と貧富の格差拡大が滅亡の2大要因

『Human and Nature Dynamics』で取り上げられている文明の中でも古代マヤは、驚くほど高度な技術の存在が確認されていて、宇宙人の関与が疑われている程である。古代マヤ人は、ヨーロッパなどの旧世界と接触する以前のアメリカ大陸では唯一文字を使用していた人々で、彼らは複雑な暦や数学を発達させ、巨大な神殿ピラミッドが林立する都市を築いていた。

 さらに彼らは高度なゴムの加工技術を持ち、多様なゴム製品を作り出していたこともわかっている。鉄器を持たずに、高い技術力でジャングルに適応し隆盛を極めた古代マヤの多くの都市は、9世紀になると突然放棄されてしまった。9世紀以降、マヤの人口の90~99%が王と共に消え、政治機関や文化も消失してしまったという。古代マヤ文明の突然の崩壊についてはさまざまな説が唱えられいるが、依然として多くが謎に包まれている。

さて、『Human and Nature Dynamics』によると、古代マヤ文明をはじめ、ローマ帝国、漢、マウリヤ朝、グプタ朝、メソポタミア文明などの存在は、先進的で洗練され、複雑で創造的な文明がいかにもろく、永久でないかという事実を示す証拠であるそうだ。そして、人口、気象、農業、資源といった諸要因が絡み合い、ある2つの社会的な特徴を示した時、これらの文明は崩壊してしまった。それが「使い過ぎによる資源の枯渇」と「社会の階層化(貧富の差の拡大)」だ。過去5千年にわたって、この2つの社会現象が全ての文明崩壊で主たる役割を演じてきた。

論文によると、大衆が生み出す富は、少数のエリートにコントロールされ、大衆に公平に分配されることはなく、たいていの人々は生きるのにやっとの富しか分配されないという。そして、テクノロジーの進歩により資源の利用効率が上がったとしても、資源問題の解決にはならないのだそうだ。

利用効率が高まった分、一人当りの資源消費量が増えるだけで、資源の減少率は変わらないのだそうだ。これらの点から、現代文明の崩壊は避けられないようだ。なんとも絶望的な展開だが、彼らが描いた現代文明崩壊のシナリオの一例を見てみよう。

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