岡山県特有の柵無し用水路 転落死亡事故は全国ワースト #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2016/03/26(土) 20:00:04.07 ID:e+j0xJWl

“岡山県特有の事故”がようやく問題視され始めた。岡山市で総延長約4千キロ、倉敷市で同じく
約2100キロに上る用水路への転落死亡事故だ。死者は平成25年に13人、27年に12人に
上り、いずれも全国ワースト1位。夜間照明がないなどの危険箇所は県内421カ所に上る。事故を
防止しようと、県や県警、市町村の道路管理部門の担当者ら約90人が出席する「用水路等転落
事故防止対策検討会議」が初開催され、課題が明らかになってきた。

「(県外出身の県警)本部長から『異常だ』『異常だと思わないのが異常だ』といわれた。他所から
来られた方は『(用水路が)異常に多い。転落して亡くなるのは異常だ』と思っていることを認識して
ほしい」。県警交通規制課は強い調子で問題提起した。

転落事故に対しては、医療の現場からも問題提起が行われた。「全国で30近い施設で勤務して
きたが、こんなに用水路に落ちた人が搬送されるところで働いたのは初めてで、衝撃を受けた。他県
からきた他の医師も『自分が以前いた地方ではこんなことはなかった』と話す」。

「安全対策の障壁として、柵や蓋の設置で車が通れなくなったり用水路の清掃ができなくなったり
して、住民生活が不便になる箇所も多数あり、柵などを設置したのに住民の苦情で撤去した例も
あると聞いている」と話した。

そして「とにかく用水路が多く、岡山市だけで約4千キロなので、すべてに安全対策をするとなると、
お金がいくらあっても足りないという問題がある」と指摘した。

「水路利用者や管理者からは否定的な意見が出てくる。年に2、3回の掃除を盾に許可して
もらえない。それは『今までここで落ちた人はいない』という過去の成功体験の裏返しだ」と指摘した。

http://www.sankei.com/images/news/160326/wst1603260014-p1.jpg
http://www.sankei.com/west/news/160326/wst1603260014-n1.html

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