そして、一段階高度な議論になる｡
「LGBT批判が行われる中で『LGBTが批判されていない』と思いながら生きることはできるのか？」という問題だ｡
結論から言うと、「好きでそういう生き方しているのだから批判はその権利行使の義務として受け止めて生きろ」ということだ。
「好きでLGBTになっているわけじゃない」
こういう糞女みたいなことを言い始めると、もう、理屈の問題で解決がつかなくなる｡
だが、同時に「俺が論理的に間違っている」と記された部分が誤っていることになる。
ここの解釈は論理ではない｡
俺は持病持ちだから同様の例をひとつ挙げられるが、「持病にかかるのは自分のせいじゃない」と言えるとでも思うか？
自分が持病を抱えていることから全部自分の責任であり、自分が求めたことの一部なんだよ。
この「生まれ持った我が身に属するあらゆる特徴は自分がそれを欲した結果だ」という考え方は、仏教的・哲学的に深く考察を深めないと到達はできない｡
そこまで一般人にやれとは言わないし、そもそもできないだろうと思っている。
今、ここに意識を持って、この現実を生きている｡そして、自分の視点からは、こんな風景が見えて、こういったことを課題として取組んでいる、
といったことを「全員」にやれ、とは言わない。
幸い、国家というものは、三大義務くらいを果たしていれば社会的に「人間」として認めてくれる｡だから多くの人達が生きていける｡
俺がLGBTを遺伝的な異常だ、というのは「社会的に正常な人間」の話ではない｡「生物学的に正常な人間」の話だ｡
その辺の論理を混同しているのは、少なくとも、俺ではないと思うな｡
というか、俺相手に論理間違いの指摘とか、背伸びしすぎだろ｡