乗用車が水路転落 修学旅行生が救助
2015年12月10日
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９日午前１１時２０分頃、長崎市出島町の出島ワーフ近くの水路に、同市内の女性（７５）が運転する乗用車が転落した。長野県から修学旅行に来ていた男子高校生３人が、乗っていた女性２人を救助し、いずれも命に別条はなかった。
助けたのは、同県立北部高２年の久保田裕英さん（１６）、山崎渉吾さん（１７）、鈴木咲一朗さん（１７）。
出島ワーフの飲食店内で「ガシャーン」という大きな音を聞いて見に行くと、水路に乗用車が落ち、女性２人が浮いていた。久保田さんと山崎さんが水際から手を伸ばして引き上げ、鈴木さんが１１９番。３人は「とっさに体が動いた。（女性２人が）意識があって良かった」と語った。
長崎署によると、運転していた女性が、水路前の県営出島駐車場を出ようとした際、ブレーキとアクセルを踏み間違えたとみられる。
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