Liberty University: 銃乱射事件の続発を受けて学生に登校時の銃携帯を呼びかけ
Posted 17 hours ago, by Samuel Hunt
カリフォルニア州のサンバーナディーノで先週、銃乱射事件が発生したことを受けて、Liberty Universityが学生に対して、大学に登校する際には、護身用のために拳銃を携帯するように呼びかけを行ったことが判った。
5日付けのTIMEの記事によると、この呼びかけは同大学のJerry Falwell Jr（ジェリー・ファルウェルJr）学長によるもので、ファルウェル学長は、最近になり頻発している銃乱射事件に対応するためには、「個々の学生が銃を携帯することで、ムスリムのテロリストに対して対抗できるようにすることが重要」だと学生に対して呼びかけを行ったとしている。
最近になり、米国内で頻発している銃乱射事件に対して、オバマ大統領は銃規制の強化を図っているが、一般市民の間では逆に、銃所持を積極的に認める人の比率が増える形となっている。
今回、ファルウェル学長が呼びかけたのはピストルを銃フォルダーに入れて常に携帯する「Concealed carry（コンシールド・キャリー）」と呼ばれている銃所持の方式のこととなる。Concealed carryは米国では多くの州で認められてはいるものの、実際にコンシールド・キャリーを行っている市民の数はそれほど多くないとみられている。
そういうこともあり、今回、ファルウェル学長が学生に対して、銃のコンシールド・キャリーを呼びかけたことは極めて異例の事態ともなり、サンバーナディーノ銃乱射事件の発生を受けて、米国内では改めて、銃所持積極派が増える可能性も生じてきている。
http://www.businessnewsline.com/news/201512071636070000.html