市長室バスルーム、市議から批判続出 「市民の意識とずれ」
秋田県由利本荘市役所に整備された市長専用のユニットバスルームをめぐり、市議会は２４日、議員全員協議会を開いて市当局に経緯などの詳しい説明を求めた。
市議からは議会に説明なく工事が進められたことへの批判に加え、「市民の意識とずれている」「必要がない」などの指摘が相次いだ。
全員協で石川裕副市長や阿部太津夫総務部長は、議会への説明を怠ったことをあらためて陳謝。
石川副市長は「常任委員会で説明するべきだった」、阿部部長は「総務部の落ち度だ」と述べた。その上で市長専用バスルームが災害時に必要であると繰り返し強調し、
理解を求めた。
バスルーム設置を了承した長谷部市長が、全員協は副市長らが対応するという市の「慣例」（阿部部長）を理由に出席しなかったことから、
議員からは長谷部市長の説明責任を問う意見が続出。市側が答弁に窮する場面もあった。
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